青空の下

ひこうき雲



仕事が落ち着き、快晴の日を選んで有休をもらった。
たまった勉強を片付け、青空の下自転車をこぐために。


起きてみるとチャリ日和!こんな朝に二度寝は不要です。


ドイツ人のポップミュージックを聞きながら、パンをかじり、
新宿ではなく、八重洲のTACまで行って勉強しようと決める。


光溢れる中、皇居の周りを走るのだ。
心地よい疲労の中、組織再編税制を極めるのだ。


そう思い、自転車を抱え家を出たまではよかったが、走ってみると風が超冷たい。
1Kmと走らないうちに寒い病にかかり、心が折れる。春はまだ先か。


結局、新宿あたりで早々と力尽き、いつもの教室で電卓を叩いたのでした。
青い空はそんなオレをバカにするようにどこまでも青いのでした。