山梨への一人旅 part.2

地下で試飲



一人旅の二日目。晴れ男全開。
照りつける太陽の下、ワインを求めて勝沼へ。


昨日タクシー使いすぎて財布が軽くなっていたので、
勝沼駅からぶどうの丘までは葡萄畑の間を歩いていった。


・・・暑すぎる。
こんなに暑いとワインじゃなくて、ビールが飲みたくなるじゃねーか。


ぶどうの丘は地下にワインカーヴがあって、すごい種類の山梨ワインがある。
で、千円払ってタートヴァン(ワイン用試飲容器)を購入しさえすれば、
その一日はワインが飲み放題なのです。


そんなわけで午前中からひんやりとした地下で一人もくもくと試飲。
何十種類ものワインをフラフラになるまで飲みました。


その後、この勢いでさくらんぼを摘んでやろうと山梨市駅へ。
しかし、駅から電話してみるとここ数日でさくらんぼ狩りは終了したとのコト!


ちくしょー。それでも、持ち帰りはできるみたいだったので、
おみやげ用さくらんぼを購入するために、炎天下の中歩いてさくらんぼ園へ。


するとどうだろう。血管を赤ワインが流れるバットコンデションの中、
オレの持病の方向音痴が爆発し、完全な迷子に!


灼熱の太陽は容赦なくオレの肌を焼き、葡萄畑をジーパンでうろつくオレに
住民達は容赦ない視線を浴びせ、オレは完全に戦意喪失。


結局さくらんぼを手に入れるコトなく、泣きながら帰ってきました。


今回の旅は、一人旅+非パッケージ+無計画だったので、苦労も多かった。
だけど、苦労のない旅にロマンなんかないよね。


久々にこういう旅のおもしろさを思い出したのでした。