夏が、一気に来た。夏の太陽、夏の空気、夏の空。
薄着の女子のサンダルの靴ずれ。
今年の夏は扇風機と風鈴を買った。
少しは涼しくなるかと思ったら、わが部屋は風通しが悪く、風鈴が全く鳴らない。
扇風機の風を無理矢理あてて、リンリン喜ぶ。
くるりみたいだケド、季節を感じれるものは大切にしたい。
快適なことが即ちよいことでは絶対にない。クーラーは嫌いだ。
風鈴の音とか蚊取線香の匂いとか寝苦しさとか少しぬるいビールとか
かき氷のシロップで手がベトベトとか夕立で濡れたとか。
要するに、ロマン主義者でいたいということ。
